1989-03-28 第114回国会 参議院 法務委員会 第2号
去る一月二十六日から三日間、塩出委員長、猪熊理事、秋山委員、西川委員と私、下稲葉の五名は、検察及び裁判の運営等に関する調査の一環として、最近における司法行政及び法務行政に関する実情等について調査のため、愛媛県と広島県に行ってまいりました。 派遣日程の第一日目は、松山刑務所と、その構外作業場として刑務作業を行っております大井造船作業場に参りました。
去る一月二十六日から三日間、塩出委員長、猪熊理事、秋山委員、西川委員と私、下稲葉の五名は、検察及び裁判の運営等に関する調査の一環として、最近における司法行政及び法務行政に関する実情等について調査のため、愛媛県と広島県に行ってまいりました。 派遣日程の第一日目は、松山刑務所と、その構外作業場として刑務作業を行っております大井造船作業場に参りました。
しかし今、単一税率でお願いして、そしてこれを上げも下げもいたしませんというところで国民の皆様方の協力を仰いでおるところでございますので、生活必需品に限っては上げませんと言えば、他のものは上げることがあるかと、こういう議論になりますので、塩出委員は随分この種の税がいわゆる成熟をした時代を考えてお話しいただいておることだということは私にも理解できますけれども、今そういう成熟した時代などということが私の念頭
これは一方、今、塩出委員の御質問、最初いわゆる福祉に対する薄く広い税制という議論、それから今おっしゃいました議論というのも、これも百も承知の上の御質問でございますが、財政再建税としてこれを位置づけたらどうだという議論があったことはございます。そのときの計算を、ちょっと抽象的な話でございまして、財政再建税としてこれを位置づけた場合どれぐらいになるかという実は定量的な計算をしたことはございません。
○和田教美君 この点は非常に不満ですけれども、次に、根來刑事局長が公明党の塩出委員に対する答弁の中で、一般論で言うと、金を貸した事実があってもよく調べるとそれが贈与に当たる場合もあると、株式の譲渡といっても客観的事実、当事者の意思を総合するとそれが贈与に当たる場合もあるかと思うというふうな答弁をされておる。
○和田教美君 刑事局長にお尋ねしたいんですけれども、刑事局長は塩出委員に対する答弁の中で、場合によっては贈収賄罪のわいろの構成要件に該当したり、贈与税の課税の問題が新たに発生する可能性があるということを示唆されたと我々は受け取っておるんですけれども、そのように受けとめていいですか。その点お答え願いたい。
ちょうど塩出委員がおっしゃったようなことを私はヨーロッパの大蔵大臣に反駁をしておったわけでございます。 したがって、反駁しておったぐらいでございますから、そのなれということが、いわば痛税感がないようにしてしまうというようなつもりでないということは立証していただけるんじゃなかろうかなというふうに思うわけでございます。
○国務大臣(竹下登君) 塩出委員の所属していらっしゃる公明党におかれましても、税制改革そのものは必要だ、しかし問題は内容だとおっしゃっておりましたが、八月五日でございましたか、貴党において税制改革基本法要綱というものについての記者会見をなさいました。三時間ほど、本当はこれを勉強さしていただきました。これを読んでおりますと、いわば私どもの考えておるところとそう大きく離れた結論ではない。
○国務大臣(竹下登君) 塩出委員の議論は、今退職金に及びました。私は、今度原案を出した側からしますれば修正されたということになりますが、それで大変自尊心を傷つけられたなどとは思っておりません。やっぱり国会というところはいいところだな、ああして相談をされてちゃんとした修正をなさると。退職金については本当にそう思っております。
なお、広島県において、塩出委員、小西議員が現地参加されました。 まず、広島県戸河内町に入り、広島県副知事、戸河内町長、加計町長等から被災状況等を聴取した後、同町川手の国道百九十一号線流出箇所及び落合橋落下地点、加計町江河内、上堀両地区の被災地を視察いたしました。
○伏見康治君 実は四月二十日に私がちょっと休んだときに塩出委員から質問した件でございますが、ブラジルで大量のセシウムがばらまかれて何人か人が死ぬといったような騒ぎを起こしたんですが、その際に病院に置かれていたセシウムというものは鉛の厚い筒に包まれていて、つまりそういう意味での機械的、物理的な防護というものは一応施されておりましたけれども、とにかく病院そのものが破産したかなんかでもって管理者が全部いなくなってしまって
○国務大臣(宮澤喜一君) それは多少違うと思いますのは、先般お目にかけました二〇〇〇年あるいは二〇一〇年における租税あるいは社会保険料の負担、これは仮定計算、機械的な計算でございましたが、今から五ポイントないし二〇一〇年には一〇ポイントぐらいこのままでは上がるであろうということは資料で出ておりますので、その限りでは塩出委員のおっしゃることが確かにあの資料には出ておるわけでございますけれども、そういう
○近藤忠孝君 先ほどの塩出委員とのやりとり、最初の方ですね、こういう答弁がありました。日本の経済の規模から見てこの国債費はこなしていけると、こういう趣旨の発言だったと思いますね。しかし私は、やはり赤字国債をゼロにしていくということと、国債残高をなくしていくという、この財政再建の達成は今の政権にとっても至上命令だと思うんですが、それはそれで間違いありませんか。
○国務大臣(宮澤喜一君) 伺っておりまして、さっきから塩出委員の言われることと私どもが申し上げようとしていることに多少相違がございますのは、私どもは、これから二十一世紀に向かいまして高齢化するものですから、この人口の年齢別の構成が非常に大きく変わるということを申し上げようとしておるのであります。
○国務大臣(宮澤喜一君) 基本的には私は塩出委員のおっしゃいますことに共感をいたします。 そこで、物の考え方といたしまして、例えば昨年の十月十九日にニューヨークで株式の暴落があったといったような事態は、これはやはり世界的に蔓延をするおそれもある。しかも、我が国は世界では一番大きな証券市場であるというようなことで、世界から注目をされたというような事実がございました。
あれはやはり何十年に一遍という事態であったと思いますので、そういう場合は塩出委員もこれはまた別のことだなと言っていただいておりますので、またあんなことがしょっちゅうあっては大変でございますから、一般論といたしましては仰せのように思います。
全部がそうだと申し上げているんじゃございませんけれども、そのときどきの政策的要請をやはり国として考えなければならないということからできている部分が多うございますから、したがいまして塩出委員の言われますように、そういう隠れたと申しますか、そういう形で政策的要請を、歳入の面と申しますか、取るべき税金を減免する形で満たしているという要素があるものですから、おっしゃいますように絶えず見直していく必要がありますし
○国務大臣(宮澤喜一君) 税制調査会がこれから国民の世論を聞くために、いわばたたき台というようなことでこの素案を出しておられる段階でございますので、私からそれにつきまして所見を申し上げることは避けるべきであると思っておりますが、ただ、今の塩出委員の御指摘につきましては、素案の中にこのような指摘がございます。
政府委員が申し上げますように、あるいは塩出委員もおっしゃいましたが、一過性のいわば租税収入がいろんな点からあったのではないか、そういうふうに考えなければどうしても大変に異常だと思いますので、そのような異常な高い弾性値が続きました後、えてして今度は税収に非常に大きな狂いが来るということはよくあることでございますので、十分注意をしなければならないと思っております。
第一班は、去る十月五日から七日までの三日間にわたり、村上委員長、赤桐理事、塩出委員、栗林委員及び私の五名をもって、福岡財務支局、九州財務局、福岡、熊本両国税局、福岡、熊本両国税不服審判所、門司、長崎両税関並びに日本たばこ産業株式会社九州支社及び熊本支社から、それぞれ管内の概況説明を聴取するとともに、民間金融機関及び納税協力団体から意見を聴取するほか、日本たばこ産業株式会社北九州工場等を視察してまいりました
○政府委員(日向隆君) この問題につきましては、先ほど塩出委員の御質疑に対しまして私から御答弁したところでございますが、私がそこで申し上げましたのは、この所得税における給与所得者、事業所得者、農業所得者間における所得把握の格差について、格差はあるかもしれませんが、それが言われているように九、六、四といったようなはっきりしたものかどうかは正確にはわからない、こう申し上げたわけであります。
○国務大臣(宮澤喜一君) これはいろいろ難しい話があるようでございますので、私も正式にこう思うということを申し上げかねているんですが、塩出委員が個人的に思うとおっしゃることの続きで、私も同じようなことを、個人的にと言っては恐縮ですけれども、ちょっと日本は課税最低限があるときに上がり過ぎちゃったんではないかという感じをやっぱり持っております。
○国務大臣(宮澤喜一君) 塩出委員もよく御存じいただいておりますように、我が国の財政はごらんのような現状で、財政再建のまだ途上でございますが、同時に内需拡大、社会資本充実ということが内外の課題になってまいりまして、財政もその一翼を担わなければならないといういわば二つの矛盾した命題を私ども持っておるわけでございます。
理屈の上で申せば、塩出委員の言われますように、もう何年か前にこういう緊急策をとっておくべきではなかったかと言われますれば、それに対してそうではないという返事を申し上げることは難しゅうございます。
○国務大臣(宮澤喜一君) まさに、この二つのやや相反した命題を両方がなえていかなければならないということでございますから、どうもこれはやっぱり塩出委員と同じように、私も特にこういういい知恵がございますというようなわけにはまいりませんで、結局日本経済全体の運営がもう少し潜在力を発揮できますと、そういたしますと内需も振興しますし、税収もいわゆる自然増というような形で上がってくるのではないか。
○国務大臣(宮澤喜一君) それはまことにそういうものがあることが望ましい、それは塩出委員の言われるとおりだと思いますんですが、そのためには、まず国のやや中期的な経済見通しといいますか、経済展望がかなり信頼できるものが必要でございますし、それからさらに国際経済からの影響が為替等々まことに大きいものでございますから、そういうものについてもやはり多少確たる見通しがありませんと、そういう背景の中で今の財政の
○政府委員(長柄喜一郎君) 塩出委員御指摘のとおり、我が国の宇宙開発予算というのは米国とかヨーロッパ諸国に比べて少のうございます。
また、通産省も同様の要請をメーカーなどにやったという報道がございますけれども、私もこの行き過ぎた為替投機というふうなものについては、ある程度大蔵省がこれをチェックして、場合によっては規制を加えるということも必要だというふうに考える一人でございまして、これは予算委員会でも塩出委員からもおっしゃったことでございます。
○国務大臣(宮澤喜一君) 塩出委員が御指摘になっていらっしゃいます問題点は、確かに今の我が国の経済がどうなっているかということを非常に示唆しておられると思います。 一九八〇年の我が国の貿易黒字は六十何億ドルでございます。ところがわずか五年のうちにそれが六百億ドル余りになっておりまして、この八〇年と八五年の間に非常に問題があった。
○国務大臣(宮澤喜一君) それは、塩出委員が実はよく御承知のとおりでございますが、今度私どもは税制改正の一環として所得税の大きな減税をお願いしたいと思っているわけです。その一番大きな減税を受けますのはやはり勤労所得者、年間で八百八十何万まで、そこまでは少なくとも一〇%と一五%のライフステージで二つの税率でいけるという、いわば一番負担の大きいところの方々の軽減をしておるわけでございます。
○鶴岡洋君 これはまた、総理が明日から訪米されるそうですから、帰ってきてからうちの塩出委員がお話を聞かせていただきたいと思います。 最後になりますけれども、一%突破のことですが、どうも昨年暮れの予算編成時のいきさつから考えて、一%突破というのは、最初に一%突破ありき、こういうふうに決めてそこから数字を合わせてきた感が非常に強いように、私はそういう感じがするわけでございます。
ただ、塩出委員もよく御承知のとおり、暫定予算というものの性格が、国会におかれて根本的には御異議がないと思われるような種類のもののみを計上するのが行政府としての国会に対するやはり心構えでなければならない。つまり財政法上は、暫定予算が万一成立いたしませんときにはどうしろという規定が全くございません。
○政府委員(内海孚君) ただいまのように、民間銀行が債務累積問題にどのように協力していくかということにつきましは、一方において塩出委員御指摘のとおり当然慎重な配慮が要るわけでございます。それは、安心して貸せるという状況になることが必要でござますし、他方におきまして、世界経済がこういう問題を解決していくためには、そういった形で円滑に資金が流れていくということも必要なわけでございます。
○国務大臣(宮澤喜一君) それは確かに、今の累積債務国の問題などを考えますと、塩出委員のおっしゃいますことは一つの私はやっぱりポイントであると思います。